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「ロックフェラー御大&スタンダード石油の必殺技」を「OPECが真似る」とは・・(爆笑)・32(サウジが「借金する側」になるなんて・・)


 そう言えば、これは素朴な疑問ですが「この融資の担保は一体何?」でございまして、それこそ「原油なら価格設定で一波乱」・「米国債なら金融市場でこれまた一波乱」でしょうねえ・・(思案)


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   サウジ 海外の銀行から25年ぶり融資受け入れへ 4月21日 6時30分

世界有数の産油国、サウジアラビアが日本の大手銀行を含む海外の銀行から1兆円を超える融資を受ける方向で最終調整に入っていることが明らかになりました。サウジアラビアが海外から融資を受けるのは、およそ25年ぶりで、原油安の長期化で巨額の財政赤字に陥るなか、財政資金を確保するねらいがあるものとみられます。

関係者によりますと、サウジアラビアは海外の銀行十数行から合わせて100億ドル、日本円で1兆円を超える融資を受ける方向で最終調整に入っていて、近く契約を結ぶ見通しです。
融資には日本の大手銀行3行も参加し、3行の融資は合わせて2千数百億円に上る見通しです。サウジアラビアが海外から融資を受けるのは、およそ25年ぶりで、原油安の長期化で巨額の財政赤字に陥るなか、財政資金を確保するねらいがあるものとみられます。

原油安に伴って、湾岸の産油国ではこれまでに、カタールやオマーンが財政資金を確保するため海外の銀行から融資を受けています。

原油価格を巡っては、サウジアラビアやロシアなど主要な産油国が今月17日に開いた会合で増産の凍結で合意できなかったことを受け、低迷が長引く可能性も指摘されています。今回のサウジアラビアの動きは、原油価格の低迷が産油国の財政に大きな打撃を与えていることを改めて示しています。(NHKより抜粋) 


ISISの資金繰り悪化、戦費の調達にも影響

過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は支配地の縮小や石油ビジネスの崩壊によって資金繰りが悪化し、戦費の調達が難しくなっているという。軍事情報企業IHSジェーンズ(IHS)が報告書で明らかにした。

それによると、ISISに入る資金はこの数カ月で1カ月当たり30%減った。3月に集めた資金は5600万ドル(約61億円)にとどまり、2015年半ばの月額推定8000万ドルに比べて急減している。

資金の減少でISISのテロ実行能力も大幅な制約を受けると米国務省などは分析する。

既にISISは戦闘員の給与の半減を強いられ、さらなる資金減で医療物資も配給制にせざるを得なくなったという。

ISISは占領地の住民に対する「課税」や闇市場での石油販売、遺跡から盗み出した古美術品の販売、人質に対する身代金などを通じてテロ組織の中でも世界有数の資金を確保していた。

しかしIHSによると、クルド人部隊やシリア、イラク軍との戦闘で、過去15カ月の間に支配地域は22%縮小、支配する住民の数は900万人から600万人に減り、課税対象も少なくなった。

資金源のほぼ半分を占めていた課税収入は昨年夏に比べて23%減少。このため住民から搾取する新たな手段を見付けようと躍起になっている。

これまでに分かっているISISの税金は所得税10%、事業税15%、売上税2%、銀行からの現金引き出し手数料5%。キリスト教徒は身の安全を保証するための保険料も支払わされる。

これに加えて衛星放送受信アンテナ修理の手数料や、コーランに関する質問に答えられなかった場合の罰金などが科されるようになったといい、IHSの専門家は「同組織の資金繰りが厳しくなったことをうかがわせる」と指摘する。

ISISの石油ビジネスも米軍率いる有志連合の空爆で陰りが見える。原油の売り上げは昨年比26%減となり、1日当たりの産出量は昨年夏の3万3000バレルから2万1000バレルに減った。原油収入はISISの資金源の42%を占める。石油施設やガス施設の運営や修理を担う技術者の採用にも苦慮している。

「ISISが多大な資源をつぎ込んでリビアなどで勢力の拡大を図っている理由もこれで説明がつく」と専門家は解説する。特に警備が手薄なリビアの沿岸部を狙い、新たな資金源として麻薬に目を付けているという。(CNNより抜粋)
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